梨改め京成直通初の更新車8816編成

新京成と料理レシピと架空鉄道設立準備と

【編成を組む時の参考として】名古屋地区では付属編成に相当する編成が東海道本線でいう下り方に連結されるのですね

列車が長大編成を組む時、基本編成と付属編成とを組み合わせて組成することが多く見られますが、首都圏地区のJR東日本で15両運転を実施してる線区のうち、横須賀線内にある逗子駅の線路配線の関係上東海道本線基準でいう下り方へ付属編成を連結せざるを得ない状態となってる総武快速横須賀線以外では東海道本線基準でいう下り方(神戸方)に基本編成、上り方(東京方)に付属編成を連結するパターンとなってます。実際、東海道本線を軸に高崎・宇都宮線常磐線の4線が直通運転を行う湘南新宿ライン上野東京ラインの沿線の利用客やファンには「進行方向南向き側は基本編成、北向き側は付属編成」という組み合わせが定着してる上に編成中の売り物であるグリーン車の位置があまりにも下り方に偏った位置にあるので。

 

一方、関西地区(JR西日本)や中京地区(JR東海)では基本編成と付属編成の連結位置が首都圏とは逆になってることに気が付きます?下の写真はTOMIXの313系の編成例を表した図を撮影したものですが、明らかに東海道本線基準でいうと下り(神戸)方に付属編成相当のもの、上り(東京)方には基本編成相当のものを組み合わせて長大編成を組んでることがわかります。

東海道本線での編成例

 

(名古屋でいうところの)中央線での編成例

ちなみに中央本線は名古屋サイドでは上下関係が東海道本線とは逆転してて塩尻から名古屋に向けての方向が「上り」になってます。東京サイドとも逆ですね?(東京サイドでは東京から塩尻、松本に向けての方向が「下り」になってますが、中央本線東海道本線とは異なって「東京~名古屋を東海道本線の代替役として結ぶ線区」としてではなく「東京、名古屋双方から長野へ向かう線区」的な性格が見られます)中央西線では313系は今後の新形車両である315系に追われてしまうことになる211系5000番台と併結運転を現在はまだ行ってます。315系は8両貫通編成の1タイプのみ(ほかにも4両編成も製造されるらしいですがこれは静岡地区向けかと思われます)なので315系への置き換えが完了すれば中央西線では10両編成や211系5000番台と313系の併結運転という迫力ある異車種混結編成も見られなくなってしまいます。ちなみにかつて中央西線で日中時間帯以外にのみ活躍してた103系は京浜東北線の103系登場当時の組成そのもののようにも見えるのですが、これもやはり10両編成での運転時は多治見方7両+名古屋方3両でした。

 

交通経営シュミレーションゲーム「OpennTTD」では車両のアドオンを追加することによってかつて国鉄に実在してた車両やJR各社に実在してる車両が多数使えるようになりますが、JR東海名古屋地区の車両では211系5000番台、311系、313系の3種類の近郊形車両と383系「しなの」、373系「ふじかわ」「東海」「ムーンライトながら」という特急形車両が使えます。名古屋地区の中央西線を再現する場合には特急形の383系も含めて中津川方に基本編成(に相当するもの)、名古屋方に付属編成(に相当するもの)を連結します。313系は東海道本線でも使われてますが、東海道本線の場合も豊橋方に基本編成、大垣・米原方に付属編成を連結します。