新京成をあれこれメモってみて~N800形のこと
今度は電車のお話ですよ。
今回は最新形車両80000形が登場する前の新京成の最新形モデルとしてH17年度に初登場し、80000形登場の前年度まで増備が行われ続けていたN800形についてです。このN800形、顔つきがどこか京成3000形と同じに見えますが、これはそのN800形はこれまで新京成がオリジナルで設計してきた8900形までの車両とは異なり基本設計は京成3000形で設計の一部を新京成流にアレンジした車両なのです。室内の吊り手が本家である京成3000形では一般的な丸形なのに対して新京成のN800形では三角形(バスとは異なり東京メトロやJRなどでもすっかり同じみな丸みを帯びたオムスビ形)の吊り手になっている点が最もわかりやすいアレンジされた部分でしょうか?そんなN800形について折返し時間を利用してメモってみました。
N800形はH17年度に最初の1本目が登場しこの年の5月29日より営業開始しました。N800形は全部で6両編成×5本登場しましたが一番最後に増備された編成はH30年度で初登場から13年間、平均して3年間隔で増備が行われた計算となります。実は最初の編成であるN818編成が登場してから次の編成となるN828編成が登場してくるまではかなり間が空いていました。そしてその次のN838編成は一転してN828編成登場の翌年度です。以下はN800形の増備年度について書いてまいりますが営業開始した月まではわからなかったものもありますのでとりあえずは「製造年度」のみ書いていきます。
N818編成(1次車)・・・・H17年度
N828編成(2次車)・・・・H23年度
N838編成(3次車)・・・・H24年度
この3本までは窓周りにマルーン4層の帯を配した旧塗装で登場
N800形旧塗装車(H28年6月頃撮影)
N848編成(4次車)・・・・H27年度
N858編成(5次車)・・・・H30年度
この2本以降、登場当初よりジェルトピンクの新塗装で登場
ジェルトピンク化されたN800形の現在の姿