梨改め京成直通初の更新車8816編成

新京成と料理レシピと架空鉄道設立準備と

13時帰りの時間帯に偶然見かけられた「間違い探し」的な一場面

今日の会社帰りに、京成津田沼で偶然6番線に新京成のN800形、5番線には京成の3000形という共通設計車両同士の並びが見られたので何のためらいもなく撮影しました。

 

f:id:sicvf8816:20201001162312j:plain

5番線には本家的な京成3000形3011編成、6番線には京成3000形のカラーバリエーション第1弾となった新京成N800形N828編成

一見、車体色を除けば中身は全く同じもののように見えますが、乗ってみたらまるで違う車両になっているのです?まるで違う車両になっているというのは新京成N800形に限ってのことで、北総線系へ投入された7500形(シルバーブルー)と9200形(スカイイエロー)は見事に京成の本家の帯色を変えただけで中身については室内配色、座席の色、吊り手の形状も完全に本家そのものです。

 

 

 

f:id:sicvf8816:20201001162334j:plain

カメラ姿勢を変えてもう1枚撮影

新京成N800形のみほかの京成3000形基本設計車両と異なっている点。室内配色、座席の色、吊り手の形状が京成本家と異なっています。

 

室内配色⇒京成本家=白系に対し、新京成N800形のみややピンクがかかった感じの色、最終増備編成となるN858編成では8800形更新工事車編成と共通の室内ドア上部がグレー系

 

座席の色=京成本家=北総線の7500、9200形も含めてすべて赤紫色に対し、新京成N800形のみ赤、N858編成ではジェルトピンク

 

吊り手の形状⇒京成本家=北総線の7500、9200形も含めてすべて伝統的に丸形を一貫して採用し続けている一方で新京成N800形のみ新京成にとって前作の8900形に続いて三角形を採用

 

新京成ではH17年度当時、H8年度に増備された8900形8938編成以来、9年ぶりに車両増備を行うにあたりより低コストで効率よく車両増備を行うためにはこれまでの8900形までみたいに車両設計を1から行うよりも親会社の京成電鉄が当時最新形として登場させていた3000形の設計を基本に一部新京成流に仕様変更した車両としたほうが導入発表から実際に本線での運用開始までの期間がすでに親会社が設計しているものを流用した分だけ短縮できるなどの得策な面があったことから京成本家と外見的には色違いになったN800形を増備車両とすることを決めたのです。

 

元号が令和に変わる際に京成電鉄は今後の増備車両をこれまでの3000形からさらなる新形式車とすることとしその新形式車は3100形となりますが、3100形の設計は新京成と合同で行っているので新京成でも今後の増備車は京成3100形の色違いになる80000形となります。北総線系でも将来的に京成3100形の設計を基本とした新形式車両の導入が考えられそうです?北総鉄道所有車両が7000番台の形式に、千葉ニュータウン鉄道所有車両が9000番台の形式になりますが、千葉ニュータウン鉄道側についてはあっさりと9300形とでもなりそうで、北総鉄道側がどうなるのかが・・・?