実はこれ同じドアなのです
京成3000形でH27年度以降に製造された、いわゆる3031形と呼んでいる後期製造グループではドア窓の形状が変更され、窓ガラスのサイズが3700形と共通になりました。室内側はこれまで通りの3000形と同様ステンレス無塗装が剥き出しでアルミ製の窓ガラスを押さえる金具でシルバー系のカラーの共演をしています。一方、京成では3000形の次の標準形モデルとなる3100形と新京成の80000形ではデザインパースの段階で3000形後期製造グループと同じドアが使われることがわかりますが、室内側は新京成ではH8年に製造された8900形8938編成以来23年ぶりに、親会社の京成では何と今回が初採用となる化粧板仕上げになることもデザインパースの室内イメージ図からわかりました。デザインパースではドアの室内側は複層ガラスを用いているかのような支持方法で描かれていたのですが、実際に登場した実物では化粧板仕上げとしつつも窓ガラスの支持方法は3000形後期製造グループと同じアルミ製の金具で仕上げていたのです。下の写真を見比べてみてください。明らかに室内側の仕上げ方の違いを別とすれば同じドアパーツであることがわかりますね?
3100形と80000形のそれぞれのデザインパースの外観イメージで3000形後期製造グループと同じドア窓になっていることを思えば3100形、80000形のドアの室内側がこうなってしまったことも納得できます?それにしても化粧板を貼るだけでも印象はかなり変わってくるものなんですね~?