梨改め京成直通初の更新車8816編成

新京成と料理レシピと架空鉄道設立準備と

一昨日のこと

一昨日、12月12日の話なのですが、朝の出勤時にいつも乗っている京成津田沼7時02分着(乗車駅の駅名もまた居住地を特定できてしまう判断材料となるのでいつも使っている電車の終点に到着する時刻で書いてます)に8900形の8918編成が充当されていました。この編成は、室内のドア上(鴨居部という)が8800形更新車やN800形の最終増備編成となるN858編成と同じくグレーになっていてドアチャイムも鳴動することから更新車編成で今のところ8900形ではこの1本のみで自動放送もこれまでの8900形特有な「オバサンの声」からほかの新京成車両の標準となった「JRと同じ声」+英語放送付きのものへ更新されています。そして見どころは京成津田沼には5番線に到着するので京成千葉線への直通運転が行われている時間帯では絶対に見ることができない「8900形が5番線に入る」という貴重なシーンが拝めるのです。

 

 

そしてこの日は帰りにもまた興味深いことを見かけました。帰りにいつも乗っている京成津田沼17時57分発に使われている車両が確かに8800形だったのですが、よくよく見てみると8814編成・・・???「8814編成って京成直通には対応していない編成だから京成直通対応編成専用の運用となっている京成津田沼17時57分発のスジには充当できないはず?」と思ったものですが、間違いなく8814編成という京成直通非対応編成だったのです。これには驚きました。といって車両運用が乱れる要素とかはこの日は特になかったようなのですが、例えば新京成京成千葉線のどちらかで人身事故とかのダイヤ乱れの要素が発生した場合、新京成からの京成千葉線への直通運転を中止することから新京成は直通運転再開まですべて京成津田沼折返しになり、この際に本来京成千葉線へ直通するべきところだったのが京成津田沼で京成直通非対応の編成も充当な能な運用のスジの列車で折り返したりとか、京成千葉線に入ってしまった後で新京成へ戻れなくなり直通運転再開まで新京成車両が京成千葉線内のみで往復運転した時に車両運用が乱れたりします。その後、直通運転再開したあと、一見、時刻表の上では時刻通りに電車は走っているのですが、車両運用はまだ乱れたままなのでこの時点ではまだ「ダイヤ乱れは続いている」ことになります。車両運用の乱れを元通りに戻すまではまだかなりの時間がかかることが多いのです下手をすれば、終電まで車両運用の乱れが元に戻らなければ翌日の車両運用にも影響が伸びてくるのですまた、車両運用の乱れ自体は何も輸送障害によるもののみならず、例えば運用Aに使う予定の車両に不具合が見つかって急遽、別の運用Bに充当予定の車両を代替充当した際にも代替充当された車両には本来は充当される予定ではない別な運用が組まれていることもあり、これによる車両運用の乱れも発生することはあります。本来であれば運用Aに充当予定の車両に不具合が見つかったとすればこの運用の列車は運休させるところなのが普通な考えなのですが、やはり鉄道会社というのはサービス業。できるだけ運休はさせたくないところなので急遽、運用Bに充当予定の車両を運用Aに代替充当させることによって所定の運転本数を利用客へ提供することに心がけているもので、そのためにも最大運用数+1編成の予備車編成を持つ必要は重要なのです。この予備車編成、新京成の場合、京成千葉線直通対応編成のほうが京成直通非対応編成よりも多くなっていることからもお分かりの通り、京成千葉線直通対応編成を優先的に確保していないと万一、京成千葉線直通対応編成が不足しその分だけ京成千葉線直通ができなくなってしまうためです。