【この話は嘘です！！】名城線に新形車両を登場させることを名古屋市交通局が発表

名古屋市交通局は突如このようなことを発表してきました。それは日本の地下鉄で唯一完全な環状運転が実現できた市営地下鉄名城線（と金山で分岐する名港線）に新形車両を登場させるというのです。完全ワンマン運転化に備えホームドアの設置が完了したことに伴い名城線１周の所要時間が増加した上に昨今のコロナ禍によるラッシュ時間帯の密を避けるために増発を行うための増備車として登場するもので、新形車両は東山線のN１０００形の設計からは大きく変え、名古屋市交通局としては初めて総合車両（Ｊ-ＴＥＲＣ）製造へ発注されることになり車体形状もこれまでの名古屋市営地下鉄の車両ですっかりお馴染みであった日車ブロック工法の車体からＪＲ東日本の新形車両でお馴染みなサスティナ車体が採用されます。ＪＲ東日本のＥ２３１系に始まる東急車輛製造～総合車両製造の「走るんですシリーズ」の車体でついに第３軌条地下鉄路線向けの仕様が出現したわけです。ラインカラーは名城線へもホームドアが設置されたことからホームドアによってラインカラーの帯が隠れないよう山手線向けのＥ２３５系と同じようにドア部のみに名城線のラインカラーである藤色が彩色されます。主制御機器のＶＶＶＦ装置には名古屋市営地下鉄では初めてｓｉｃ素子（新京成８８００形の更新工事施工車でも採用）が採用されたより省エネ低騒音化が図られたものが採用されます。車両形式については鶴舞線のＮ３０００形の第１編成目に当たるＮ３１０１Ｈが日立製作所で製造されたことから、今回、総合車両製造で製造される名城線の新車でも車両製造メーカーに関係なくＮ＊０００形とすることになり、名城線では２号線と４号線に相当するのでＮ２０００形となる模様です。