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【来年3月JRダイヤ改正】この2線区の205系は一切この先はなくなってしまいます

先週金曜日(12月17日)は12月の第3金曜日。その毎年第3金曜日には翌年の3月に実施されるJR全国ダイヤ改正の実施内容が発表されます。

 

現在、205系はJR東日本の線区に限っていえば仙石線、宇都宮地区(宇都宮北線、日光線)、南武支線(尻手~浜川崎間)、鶴見線、相模線の5線地区にしかなく、つい数年前までは8両でこそ長大編成であった武蔵野線とかにもいたものが旧中央・総武緩行線の209系500番台やE231系へ置き換えられてしまい(元はといえば山手線へのE235系の新製投入がその引き金)、とうとう205系も3~4両編成を組んだローカル線用として都落ちした活躍をしてるというまさしく現代流の旧形国電さながらです。

 

そんな205系が活躍してる相模線と宇都宮地区へ今年6月、ワンマン運転に対応させるための新形車両であるE131系の増投入を行い現行運用中の205系を置き換えてしまうが発表されました。すでに相模線用のE131系は去る11月18日より営業開始してていまのところ相模線の約1/3の車両が従来の205系から新形のE131系へ置き換えられてますが、205系については今のところ運用離脱した編成こそあるもののまだ廃車になった編成は出てない模様です。

 

一方の宇都宮地区のE131系については来年3月のダイヤ改正から一斉に205系を置き換える形で営業開始の予定で宇都宮地区の車両に関してはE131系の全数が揃ってから一斉営業開始という形をとります。宇都宮地区の205系は旧京葉線メルヘン顔編成や埼京線の車両を4両編成に短縮して転用された車両たちですが、いずれの車両も製造されたのがH元年度と搭載してるモーターの分類では製造当時はすべて高速域での走行音が低音になる内扇タイプだったはずなのに、宇都宮地区で活躍してる205系では動画や走行音公開サイトで公開してる走行音を聞いた限りでは明らかに高速域では非常に音が大きくなる高音仕様の外扇タイプが非常に多く、謎といえば謎ですが、宇都宮地区転用時にちょうど検査周期が重なりモーターが外扇タイプへ入れ替わったとか、宇都宮地区では外扇タイプで統一してるといったことが考えられます(外扇ファンとしては非常に嬉しいですが、何せあの時の山手線の音を思い出しますので)?宇都宮地区へ転用され、かつ旧京葉線だった編成の車両にも内扇タイプを搭載してる車両ってあるのでしょうかね?205系の外扇タイプの爆音が聞きたくなったら今すぐ宇都宮へ行ってみることを強くお勧めします。何せ205系は来年3月ダイヤ改正前日までですから。

 

今回E131系が増投入される相模線と宇都宮地区では来年3月のダイヤ改正より全列車にてワンマン運転も併せて開始されることになってて相模線では現在、朝夕に行われてる横浜線八王子直通が廃止されるほか、宇都宮地区でもE131系運用対象区間にあたる宇都宮~黒磯間で朝晩に一部運転されてる上野東京ライン直通列車は廃止され(宇都宮~黒磯間ではグリーン車の営業が終了することになってると書かれてた)、宇都宮北線区間では改正後、完全にオールロングシートのE131系で統一されてしまうことになるという、東京から東北本線を北上してきて福島県内(かつては栃木県の黒磯以北)に入れば遭遇してしまうことになる701系のロングシート地獄を一足先に宇都宮北線区間で味わうことにもなってしまうという、まさしく東北本線ロングシート車両三昧そのものです。ただ、黒磯~新白河間でのすでにワンマン運転に対応化されてるE531系(3000番台)では5両編成中、新白河方2両分にはセミクロスシートがあるのは幸いかもですが?

 

その裏でE131系に置き換えられた205系がどうなるのかについてはJR東日本管内での転用可能な線区は余程上手くいって現在、211系が活躍してる高崎地区や長野地区の4扉車化を先行的に行うための211系置き換え用としてその転用が期待されそうなところですが(やるわけはないと思うけどね)、かといってインドネシアへの譲渡も今後はやらないようで、国内の地方私鉄への譲渡が行われたとしても山梨県富士急行くらいしかその置き換えられた205系の先は思いつきませんが・・・

 

そのような103系よりも新しい205系がさらに置き換えられてしまうのを横目にJR西日本では現在でも播但線加古川線へ電化時に転用された103系の2両編成ワンマン運転対応車が全車健在というのは素晴らしいことかと思います(趣味的に)。