梨改め京成直通初の更新車8816編成

新京成と料理レシピと架空鉄道設立準備と

【E131系】番台区分の付与方法としてはJR東日本としては初の試みが???

JR東日本は2020(R2)年度に従来はワンマン運転は2両編成までの短編成に限定してきたのを3両編成以上でも6両程度の比較的中編成までの列車だったらワンマン運転の対象に加えることを発表しました。3両以上~6両程度の中編成は私の知ってるところで鶴見線、相模線、八高・川越線、高崎支社管内の各ローカル線区、ちょうど6両編成になる南武線(本線部)、成田線我孫子支線の5両編成単独運転を行う列車とかが思い上がってくるところですが、JR東日本はほかにも都心部を通り抜ける10両編成という長大編成で列車を運転してる京浜東北線でも2024(R6)年度を目途にワンマン運転を実施という大変な計画まで立ててるくらいです。山手線に至っては何と無人運転にすることまで(E235系0番台には将来の山手線での無人運転ができるよう準備工事がなされてるらしい?)(冷汗)都心部での混雑や人身事故の多さなどで京浜東北線ワンマン運転化なんかやって大丈夫なん?

 

それは置いといて、JR東日本が中編成ワンマン運転の実施対象線区(地域)へワンマン運転の秘密兵器になる車両が山手線のE235系を基本設計に開発されました。その系列名はE131系でこの系列でも投入された地域や線区に応じて編成両数の違いや番台区分が行われてます。E131系の最大の特徴はE235系が都心部で運用されるために長大編成の組成を前提に設計されたのに対し、E131系では都市近郊線区や地方線区で短編成を簡単に組成できるよう(JR西日本の新形電車では半ばそれが標準になってるが)モーター付き車両が1両でも走れる1M方式が採用され基本編成がクモハE131+クハE130を基本に必要に応じて中間車のモハE130とサハE131を加えることで編成組成の自由度が向上してます。最初に登場した房総地区(E131系は内房・外房・鹿島の3線区で運用)ではE131系の試作版という位置付けからか2両編成での投入となりましたが、その次に投入されることが決まった相模線と宇都宮地区(宇都宮北線・日光線)でもこちらは現在運用されてる205系を置き換える目的でE131系が登場することになり、こちらは従来使われてきた205系の番台区分に合わせるようにして新形のE131系でも相模線:500番台、宇都宮地区:600番台によって区分されてます。そして室内は房総地区とは異なりロングシートのみとなり相模線用の500番台はトイレなし、宇都宮地区用の600番台はトイレ付きというように線区や地域の実情がしっかりと反映された仕様です。このE131系では線路の状況を走りながら調べる装置を取り付けた編成が各線区(地域)に各2編成ずつ用意されますが、この装置を取り付けた車両(というか編成全体で?)は+80番台になってます。房総地区のがただ単純に80番台、相模線用のが580番台、宇都宮地区のは680番台で(何だか軽自動車のナンバーの分類を表す数字みたい?)、実は番台区分をする際、2桁目の数字で細部が異なってることを表すのはJR西日本でこそ播但線加古川線で活躍してる103系の2両編成・ワンマン運転対応仕様に改造された103系3500番台の加古川線向けでは播但線向けとは仕様が異なってることから4桁ある数字の2桁目で+50番台して区分する例はかなりあるものの、JR東日本ではこれまでは両数の多さからか2桁目で「+〇〇番台」と区分した例はありませんでした。少なくとも3桁目での区分になってました。E131系では1つの投入線区(地域)あたりの両数が比較的少なめになることが見込まれたためか線路の状態を走行中に調べる装置を取り付けた車両については2桁目での番台区分で対応可能になったのかもしれません。なお、国鉄時代ではそれこそキハ40系などの一般形気動車でトイレの有無を区別する際にトイレ付き車が0番台、トイレなし車は1000番台の大台の数字で区分が行われてたほどです。国鉄時代の一般形気動車はそれだけ多大な数を製造する見込みがあった証拠です?

 

このE131系、相模線用の500番台と宇都宮地区用の600番台登場の次はどの線区に入るのかが気になるところですが、実は中編成ワンマン運転の対象線区の中にはE131系の新車投入ではなく他線区からの中古車(比較的新しいと思われるE231系も初登場から20年は経過しました)で賄われる線区(地域)もあるようで、それには京浜東北線横浜線ワンマン運転対応の新形車両(山手線と同形のE235系?)登場によって従来京浜東北線横浜線で使われてきたE233系(京浜東北:1000・横浜:6000番台)が捻出できることになり、その捻出車を編成替えするなどして最終的なことを言ってしまえば仙石線の205系(3100番台)や長野地区や高崎地区の211系の完全淘汰も同時に行いながら中編成ワンマン化対応を進めていくことも考えられます。その仲介役には常磐快速・成田線我孫子支線)や武蔵野線のE231系0番台や中央・総武緩行線のE231系500番台、東海道本線や高崎・宇都宮線のE231、E233系近郊形仕様にも動きがみられるようです?(ex常磐快速線のE231系0番台付属編成が旧京浜東北線のE233系の編成替え車に置き換えられる形で捻出され、それが仙石線の205系3100番台の置き換えに利用されるetc)