梨改め京成直通初の更新車8816編成

新京成と料理レシピと架空鉄道設立準備と

8800形の6両編成化完了後の現在で製造された順に書いていくと

新京成を代表する上に直流1,500V鉄道路線向けとしては初の量産化を前提とした本格的なVVVFインバーター制御車となった8800形は登場当初は全編成8両編成で製造され、その後H18年度より京成千葉線直通運転開始に関連し順次6両編成化が進められていきH26年度には全編成が6両編成となりました。この6両編成化では8800形は普通鋼製車体で製造されているので改造が容易で8両編成から2両の中間車を抜きだすとちょうどこれで6両編成が4本作れることから1両も廃車が出なくて済んでいます。ちなみに次作となる8900形では新京成で初のステンレス車体を採用した車両で、落成当初8両編成が3本あった中からサハ2両を抜き出しても数の上でこそちょうど6両編成1本分にはなるものの、ステンレス車体は8800形のように改造して6両編成を1本ということをすることは不可能だったことから6両編成化と同時にサハは廃車となってしまっています。

 

車両番号は6両編成化に伴い従来の1本目は8801~8808号車で構成された編成、2本目は8809~8816号車・・・というようなクハ、モハ、サハに関係なく通しで付与される要領(これに近い要領は京急電鉄の2100形や新1000形でも採用されています)から1本目は8801編成で京成電鉄3000形などのように編成名+ハイフン以下連結位置という合理的な要領へ変更され、現在では6両編成が16本あるので8801編成から8816編成までがあります。6両編成化は原則的に落成した順に改造されていますが、中には落成時期が前後している編成もあります。現在の編成番号が落成時の車両番号(松戸方クハの車両番号が8両編成時代の編成の表し方だった)順に判断するとタネ車と現在の編成番号の製造時期の関係に違和感を感じてしまうことがあります?

 

ここで、8800形の6両編成化完了後の現在、元々の形で製造された順に書いていきます。

 

8801(旧8808)⇒8805(旧8816)⇒8806(旧8824)⇒8807(8832)8809(旧8840)8802(旧8848)8810(旧8856)8811(旧8864)8803(旧8872)8813(旧8880)⇒8814(旧8888)⇒8815(旧8896)

 

この中で、8802編成と8803編成の2本が初期製造車をタネ車にした8801編成と8805編成の間に割り込んできているのがわかります?編成名にアンダーラインを入れた編成は製造当初、北総線直通対応が実装され、北総線直通運用にも使われた編成で、現:8807編成となっている登場当時8832編成は北総線直通対応の準備工事は行われていたものの実際には北総線直通対応編成とはならなかった編成で、かつ京成直通対応編成にもなっていません。ただ、8800形の客ドアのステンレス化の第1号や更新工事の施工第1号編成とはなってはいますが?