梨改め京成直通初の更新車8816編成

新京成と料理レシピと架空鉄道設立準備と

歴史は繰り返すもの

去る4月上旬頃、ちょうどまた1つ歳を取ろうとしてた直前に異常な体温の急上昇によって身体がしんどくなり、薬がなくなるたびに内科へ通院を繰り返して1ヶ月もな当ブログ管理人でございます・・・相変わらずまだ37℃台の熱が下がらず、まぁ最悪な結果であるコロナではないのは不幸中の幸いなのですが・・・?

 

そんな今日の記事のネタは久々に新京成の話です。

 

新京成で昨年末に営業を開始した最新形車両80000形は今のところ京成千葉線への直通対応が装備されておらず京成直通非対応編成の扱いで運用されています。これは京成線直通に必要となる装備品が更新時期を迎え、新京成の新車である80000形に登場当初からその京成線内で必要な装備品を装備しても更新時期には結局交換しなければならないことから、80000形登場当初はとりあえず京成線内で必要になる装備品の現行品の搭載は見合わせているためです。

 

思えば、その新京成の代表車両といえば8800形がありますが、その8800形が登場した当時、新京成は現在では直通運転は廃止されましたが北総線相互直通運転を行っていました。8800形の初登場は1986(S61)年度でしたが、この時もまた8800形は北総線直通対応は準備工事さえ行われていない状況でした。恐らくこれは8800形は北総線直通運用には一切充当しないことを考えていたためかと思われます?それでも後年、考えが変わり8800形も北総線直通へ充当する必要が出てきたので8800形の北総線直通対応化はまず準備工事のみを施したものの実際には北総線直通対応編施にはならなかった8825編成(現:8807編成)の次から登場した中期製造分の8両編成×6本分が北総線直通対応が実装され、北総線の高規格な直線を疾走していく8800形の姿が見られました。その旧北総線直通対応編成の中にはあの現:8811編成も含まれているのが興味深いところ。ちなみに登場当時8808編成だった現:8801編成は北総線直通としては最後まで無縁だったものの2006(H18)年12月開始の京成千葉線直通対応化に当たり8800形の中ではいち早く6両編成化されたことから京成直通対応編成としてはなっています。

 

話したかったこととしては

1・80000形は京成線内で必要となる装備品の更新時期を見計らい、敢えて現段階では現行品の搭載を見合わせたために京成直通非対応編成の扱いをされている

2・8800形の北総線直通対応化は8800形を計画した当時は北総線直通運用には一切充当しない予定でいたためか登場当初は非搭載とした

 

新京成の代表車両2車種の登場当初、直通対応の装備が未装備になっていることは共通点でありまさしく「歴史は繰り返す」ものだと思います?

 

 

なお、新京成に乗っていて3本しかない上に京成直通対応も非装備な8900形以上に遭遇しやすいかと思われる感のあるのが今では6両編成×5本もある上、京成直通対応編成なN800形ですが、そのN800形が初登場したのは2005(H17)年5月下旬(営業開始時期)で、この当時は京成千葉線直通運転そのものがまだ検討中の段階だったことからN800形については「登場当初はまだほかの6両編成運用と共通運用されるのみだったが京成千葉線直通が開始されれば直ちに京成直通運用にも対応可能な車両」として直通対応化の準備工事は行われた状態で登場しました。