ジェルトピンクのタヌキくんがまだ活躍を続けてましたよ？？？

去る年明け直前の１２月２７日の朝ラッシュ対応運用より営業を開始した新形車両８００００形の投入と引き換えに当初、置き換えになる予定の編成は８８００形８８０５編成じゃないのかと皆さんが予想していたところ（かくいう私もまた客ドアが登場当時の仕様のままで残っている８８０１、８８０５編成の２本は８００００形投入後の動向が怪しく見えてましたが）、一転して「これが置き換えられてしまう」ことになったジェルトピンクのタヌキくんこと８５１８編成が今日の朝、いつも乗っている電車と新津田沼ですれ違いました。この日の「いつもの電車」はＮ８００形Ｎ８２８編成でした。８５１８編成は８００００形８００１６編成の運用開始と引き換えで運用を離脱してしまったはずなのですが、た・し・か・に今朝まだ運用に入っているところを見かけられたのですよ。ジェルトピンクのタヌキくんの行先表示は年が明けた今日でも駅ナンバリング併記形にはなっておらず行先駅名表示のみでした。やはりこの編成が置き換えられることは確かでしょう・・・？

ちなみに新京成では年明け後までには２６本すべての編成の行先表示の駅ナンバリング併記形対応化を完了させる予定らしいのですが、置き換え予定編成になってしまったジェルトピンクのタヌキくんと８９００形３本がまだ駅ナンバリング併記形表示対応になっていません。実は、駅ナンバリング併記形対応化では鎌ヶ谷界隈の高架化工事の完了に伴い新鎌ヶ谷に非常渡り線が設けられ、新鎌ヶ谷での折り返し列車の運転に備えて「SL１１｜新鎌ヶ谷」表示が収録されているのです。幕式の編成であれば松戸や京成津田沼での折り返し時に幕回しをしますのでたぶん「SL１１｜新鎌ヶ谷」表示が新しく入っていることに気が付くでしょう？

この日の朝はこのほかにも、８８００形で元々は京成直通には対応していなかったものの昨年１０月に８００００形の投入と引き換えでジェルトピンクのタヌキくんの置き換えに伴い京成直通対応編成が１本減ってしまうために京成直通対応編成へ格上げされた８８１４編成も見かけました。旧８８８８号車だった現８８１４-１号車の屋根上にはきちんと京成線内で使う誘導無線アンテナが取り付けられていました。以前書いた記事内で取り上げた「とある動きが見られた編成」２本が同じ日の朝に立て続けに見られたのはもう奇跡ですね？

★８５１８編成⇒８００００形投入後置き換え対象編成となるために京成直通対応を解除

★８８１４編成⇒８５１８編成の置き換えに伴い京成直通対応編成が１本減ってしまうことから元々京成直通非対応編成だったところへ京成直通対応化工事を施工し京成直通対応編成となる