梨改め京成直通初の更新車8816編成

新京成と料理レシピと架空鉄道設立準備と

【駅の出発予告音】一見列車の出発合図として使ってるように思えるのですが???

最近私はネットの走行音公開サイトから名古屋市営地下鉄(全線収録されたやつですよ)の走行音をダウンロードしてウォークマンで聞いてますが、名古屋市営地下鉄ではワンマン運転の路線、車掌乗務路線(R4年3月現在名古屋市営地下鉄で車掌が乗務するところは鶴舞線名城線のうち大曽根~金山間、名港線区間のみで、今年7月に名城線名港線の完全ワンマン化後は鶴舞線を残すのみとなります)を問わず列車の出発を予告する際の利用客への合図音は車両に搭載された発車予告ホンによって行われてることが特徴です。途中、駅によっては駅からの発車合図ブザー音が聞こえてくることもありますが、名古屋市営地下鉄の場合、駅側の合図音は利用客へ列車の出発を予告するためのものではなく列車乗務員への駅からの出発指示が目的のものです。

 

関東在住の私にはJR東日本とか東京メトロなどでは駅の発車メロディーは当然ながら「まもなく列車が発車しますよ」という「利用客への出発予告音」という意味合いの合図音として感じられるところですが、これが私鉄の場合は必ずしもJR東日本東京メトロと同じような「出発予告音」としての意味合いのものではなく、主要駅(列車運行の拠点駅とか連動駅)で列車の出発時刻に近づいたら車掌乗務のところは車掌へ「まもなく列車の出発時刻になるから列車を出発させる準備をしなさい」、ワンマン運転の路線では運転手へ「列車の出発時刻になったから列車を出発させなさい」といった「列車乗務員に対する出発指示合図音」としての利用客からしても業務的な合図音という意味合いのものになり、JR東日本とかの感覚に慣れてしまうとちょっと紛らわしい感じがすることもあります。千葉県内でもJR総武線のライバル路線である京成や地元の新京成では駅から聞こえてくる合図音は「列車乗務員への出発指示」という意味合いのものになります。「利用客への出発予告」が目的の場合の合図音の場合はメロディーなどが鳴り終えた後「ドアが閉まります。ご注意ください」的な放送が入るのに対し、「乗務員への出発指示」が目的の場合はその路線のすべての駅で合図音が鳴るわけではなく主要駅のみでしか合図音は鳴らず、合図音が鳴り終えた後も放送がないところは判別点になります。

 

架空鉄道の設定でも駅の合図音の意味合いの違いを出してもいいかもしれません?でも、地下鉄の車両に列車の出発を予告するための合図音に「ジリジリ・・・」と鳴るベルが搭載されてるとちょっとびっくりしますよね?でもこれ、ネットのサイトで見かけたことによると本当に名古屋市営地下鉄鶴舞線の初代車両である3000形がそれだったということです。驚きました。S50年代前半までは駅の出発予告音といえば「ジリジリ・・・」鳴る金属ベルがまだ当たり前の時代でいくら地下鉄といえども列車の出発合図音に電子音を用いることはまだ時期尚早だったということでしょうか?でも、もう一度「ジリジリ・・・」鳴る発車ベルが聞きたいですね?^^)