冬季緊急事態宣言の発令期間延長決定

昨年の秋以降、当初の見通しに反しコロナの感染者数が想定外に急上昇したことを受けまず、首都圏の１都３県知事が正月休みも返上で政府へ緊急事態宣言をこの冬へも発令することを要請し、１月８日より冬季緊急事態宣言が昨年春以来２度目の再発令となりました。１月１３日には関西の２府１県、栃木、愛知、岐阜、福岡の２府５県へも冬季緊急事態宣言は拡大されました。今回の再発令では前回、昨年春の発令時と比べて政府からは「テレワークの導入をより強く奨めてほしい」と呼び掛けているにもかかわらず「今回の緊急事態宣言発令ではテレワークは行わない」方針にした企業が多かったためか、年明け後、突然の緊急事態宣言発令で企業ではまだ「テレワークへの対応が間に合わなかった」のか通勤時間帯の混雑が期待に反して発令前とほとんど変わっていないところが変だと思いました。

それから約１ヶ月、新規感染者数の増加に改善が見られた栃木県を除けば未だ新規感染者数は増加していく一方で政府は今回の冬季緊急事態宣言の発令期間を１ヶ月程度延長（栃木県については２月７日で解除）することを表明しました。発令期間が延長すると３月７日まで引き続き発令されることになります。