【緊急事態宣言】～祝～７日午前０時に再発令決定

コロナ騒ぎの第３波では想定を大幅に上回る感染者数の記録により医療機関もひっ迫状態に陥り、この時期、最も人の動きが活発となる年末年始にも当たることもあり、さらなる感染拡大を防止するためには「もう昨年のゴールデンウィークの時にやったコレをまた出すしかない」と東京都の小池知事ほか首都圏３県の知事は決心し、正月休み中の１月２日に正月返上で冬季緊急事態宣言の発令に向けた会議を開き、１都３県の知事は政府へ冬季緊急事態宣言の再発令を要請しました。１月４日には政府側でも冬季緊急事態宣言を再発令するかどうかについての話し合いを行いました。冬季緊急事態宣言は昨年春の発令時とは異なり首都圏１都３県のみ対象で、主に飲食店での感染拡大が多く見られたことから今回の再発令時は飲食店の営業時間を２０時までに縮小するよう求めること、入試シーズンでもあることから発令期間中でも小中高の学校の臨時休校は行わず、大学入試センター試験の後身にあたる大学入学共通テストも予定通り実施されることなど昨年春の発令時よりは大幅に限定的な内容ですが、それでも昨年のゴールデンウィークの時に感染拡大防止というその効果は確認されていますので今回の冬季緊急事態宣言でもその効果を期待したいところです。

私としては冬季緊急事態宣言の再発令は年末年始休みが明けた今のタイミングではなく、「これから感染者数が大幅に増加する恐れが予想される年末年始に備えて」１２月中旬には政府へ再発令の要請を行い即、再発令するべきだったと思います。再発令対象の地域も首都圏１都３県のみならず関西２府１県（京都、大阪、兵庫）も加えるべきところ、それが「感染者数が大幅増加してから再発令を検討～要請。そして再発令地域も首都圏１都３県限定」では非常に遅すぎます。関西の２府１県も首都圏１都３県並に人口密集地域です。

それとあと、「ＧｏＴｏトラベル」は「年末年始期間中に一時休止」するのではなくもう「完全廃止」にするべき。