梨改め京成直通初の更新車8816編成

新京成と料理レシピと架空鉄道設立準備と

本日のレアな成田空港行きに3500形が入りました+京成4両編成の今後がどうなるのか?

早朝、わずかの数しか設定されていない各駅停車(京成電鉄では正式にも「普通」と案内するようになった)成田空港行き(運用番号27運用)に本日、今や遭遇するのがやや難しくなってきた感のある3500形が入っていました。

 

3500形は京成電鉄初の冷房付き通勤車両で車体はこれまでの普通鋼製車体だった赤電系列からフルモデルチェンジし外板のみにステンレスを使ったセミステンレス(車体の皮に当たる部分のみをステンレスにしていることから別名スキンステンレスともいう)車体を採用した車両でS47年度に初登場してから約10年間で96両(偶然にも新京成の8800形の総製造量数もこの96両)が製造され、H8年度より結局はS50年度までに製造された車両を対象に外観上では前面デザインの一新や側面窓の黒サッシ化、内装も当時の京成電鉄の通勤形の新車であった3700形に準じた仕様に更新された所詮JR西日本でいう体質改善工事車となり、続いてS51年度以降に製造された後期車についても同様に更新工事を施工する予定でいたところ、車体の老朽化が想定以上にひどく、更新工事を施して使い続けるよりは新車に置き換えたほうが将来的には有利という判断で3500形の更新工事は突如中止され、未更新のままで引き続き使われた車両については当時の新車であった3000形の導入の進捗次第で順次引退していき、とうとうH28年度末未更新車は完全に姿を消し、今や残っている3500形はすべて更新車のみとなりました。その更新を受けた3500形でも廃車は発生してしまい、数年後には3500形の淘汰が開始されてしまってもおかしくない状況です。

 

3300形までのいわゆる赤電タイプがH26年度末完全に引退してからは京成電鉄では唯一4両編成を組むことができる車両なので将来考えられる4両編成の置き換えをどう対処するのかが今からでも気になってくるところ?現在の最新形モデルである3100形の設計変更して4両編成の新車にするのか、これは私が「そうなったらおもしろそうだ?」と考えていることですが、線路軌間も含めて京成電鉄に準じた車体規格を有している阪神電鉄の各駅停車用の最新形車両である5700系を京成電鉄がカスタマイズした車両を4両編成の新車にしてもいいかなと思っています?阪神電鉄の5700系は最初から4両編成を組むことを想定して設計された車両なので、京成電鉄としてはすでに登場させていた3100形の設計を変えるよりも、元々4両編成で導入できる阪神電鉄5700系のカスタマイズ車両を入れたほうが設計変更する手間が省けるほか、4両編成は今や金町線にしか残っていないので3~4本程度確保すれば十分でありたった3~4本のためだけに3100形の設計変更はする必要もないかと思います?

 

ある鉄道会社が別の鉄道会社が開発した車両をカスタマイズして投入した例はJR九州が開発した蓄電池式車両をJR東日本が秋田地区向けの蓄電池車両であるEV-E801系として導入した例があります。

 

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この日は今や遭遇率がやや低下してきた感のある3500形でした

 

 

 

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成田空港へ向けて出発

この編成は←京成上野方3508編成+3528編成のうちの成田方2両分(3526-3525)で組成された6両編成。