これ全て同じ乗車位置に掲出されている広告です

私の地元を走っている新京成。その新京成の車内広告には周辺の同業他社では行われていない方法をも使われていますが（例：側面窓ガラスにまな板を思わせるサイズの広告ステッカーを貼り付ける方法は他の鉄道会社では一切見かけられない一方で、同業他社では盛んに採用されているドア室内側の窓上のツインステッカーのほうが新京成では採用されていない＜※＞ところが面白いところですね？）、新京成最大の名物はドアわきにある鏡。その鏡のすぐ隣にも２社分の広告が掲出されています。話したいのはここからなのです。下に挙げていく写真をまずはご覧ください。

この４枚の写真にある広告の掲出位置はすべて同一位置です

普通、同業他社（例：ＪＲ、東京メトロ、京成などの大手私鉄各社）では「この位置はこのスポンサーの広告を掲出」というように車内広告の掲出位置にも指定席（？）があるのが一般的ですが、新京成ではそのような位置ごとに広告スポンサーが決まっているわけではないのでもしかしたら新京成が保有する編成２６本すべてで広告のスポンサーが異なっているかもしれません？それでもＪＲや大手私鉄では見られないこうした混沌とした掲出方法で掲出されている新京成の車内広告もまた面白いものがありますね？

※⇒「新京成の裏路線」こと東武野田線を営業している東武鉄道では、このツインステッカーの掲出は伊勢崎線系統では東京メトロへの直通に使われる編成に限定して掲出しているのに対し、東上線系統では地下鉄直通の有無に関係なく地上専用の野田線でもおなじみな８０００系や１００００系列でもツインステッカーは掲出されています。