8928編成のパンタグラフに変化が
昨年12月頃、ちょうど最新形車両80000形の営業入りした時期でしたが、長く見かけられないでいた編成がありました。8900形の2次車にあたる8928編成です。この編成はその時期に久々に営業を再開したのです。そう、内装の改装を中心とした更新工事を受けていたのです。更新後の内装は先に出場していた8918編成と同じで、この更新工事施工時にパンタグラフが従来の8900形でしか見られなかった形状から同じシングルアーム式でもほかの新京成車両でも標準的に用いられている東洋電機製のものへ交換されました。先に更新された8918編成でも同じようにパンタグラフの交換は行われているようですので、ほかの新京成車両とは異なる形状をしているパンタグラフを搭載しているのは未だに未更新で残る8938編成のみになりました。8900形が元々搭載していたシングルアーム式パンタグラフはJR貨物のFE200電気機関車でも見ることができましたが、こちらは今ではFE200は廃車となってしまい見ることができません。もっとも1990年代初頭のこの当時、まだ東洋電機はシングルアーム式パンタグラフを開発していなかったので輸入品しかなく新京成の8900形でも日本国内ではあまり見かけない形状のシングルアーム式パンタグラフが搭載されたのかもしれません?