梨改め京成直通初の更新車8816編成

新京成と料理レシピと架空鉄道設立準備と

超アナログ車両で出勤???

新京成の最新形車両80000形の営業開始と引き換えでジェルトピンクのタヌキくんこと8518編成が引退したことにより、残るタヌキくんは旧新京成塗装であるクリーム地にドア部分にも茶色帯を引き通した装いに復刻された8513編成1本を残すのみとなりましたが、この8513編成はジェルトピンクに塗り替えられた8518編成よりも製造された時期が古く、R2年現在では新京成保有している車両の中でも最も古い車両ともなってしまっています。そんなそんな最後まで生き残ることができたタヌキくんに一昨日の朝、出勤時に偶然乗ることができました。そして、この時もっと嬉しいことが???乗務員室仕切り窓のあのカーテンが運転席側の1枚を除いて開いていたことでした。おかげでこの日は京成津田沼までの乗車時間、思う存分に運転手のハンドルさばきを観察しました。タヌキくんこと8000形の運転台は8800形以降の車両とは異なり電気指令式ブレーキではないために運転手がブレーキハンドルを回すと空気の抜ける音がしたり、ブレーキハンドルは終点に着くと取り外しができるタイプで、マスコンハンドルも昔ながらの回すタイプの縦軸式ハンドルでこれはもう「超アナログ車両感満々」と思い、思わず写真にも撮影してしまいましたよww

 

 

 

 

 

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「これぞ電車の運転台」と言わんばかりな作りのアナログ感満々なタヌキくんの運転台

もっとも、タヌキくんの下回り機器は後天的な改造とはいえ今ではデジタルなVVVF制御になっているのですが・・・まだ登場当初の界磁チョッパ制御のままのほうがよかったです・・・これが今ではVVVF制御になっている車両の運転台とは思えないほど昔ながらの雰囲気を伝えてくれる造作のアナログ運転台です。

 

 

 

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京成津田沼5番線に到着

やはり新京成電車といえばこの茶色帯を引き通した装いも忘れ難いですよね?

 

 

アナログ車両・・・今でも、京成本線千葉線、4両編成しか使えない金町線で活躍している「京成で一番古い車両形式」とされている3500形(現存しているのは更新車のみ)や空気ブレーキが電気指令式にはなっているものの制御方式自体は抵抗制御の一種というべき界磁チョッパ制御のままな3600形、そして新京成の裏路線である東武野田線の「白い電車」こと8000系、さらに足を伸ばせば馬橋(新京成の終点松戸から常磐線各駅停車の下りで2駅目)から流山を結んでいる流山線(旧:総武流山電鉄)の旧西武新101系を譲り受けた流鉄5000系とかもあります。京成3600形以外はブレーキ方式も電気指令式ではない上に純正な抵抗制御でもあるので、今や貴重な「純正な昔の電車」感がするある種の「贅沢品(?)」だったりもします?交流モーターを使うVVVF制御が当たり前なこの時期、直流モーターを使っている点で「贅沢なもの」を使っていると思えてくるくらいですので?ww