８９００形で最近見かけなかった編成＋８８００形「アナと雪の女王」ラッピング編成

新京成では昨年度、８８００形１編成に大胆なラッピングを施して大好評を博した「ドラゴンボールブローリー」に続き、今年度は「アナと雪の女王」ラッピングを施した８８００形の編成が１本、走っています。選ばれた編成は京成千葉線へ直通可能な編成で８８０８編成となりました。

話はここからが見どころなのですが、８９００形でいつも見かけられていたのは８９１８編成と８９３８編成の２本分のみ。８９００形って確か３編成あったはずなのですが間の番号の８９２８編成がこれまで長らく見かけられずにいたのです。昨日の会社への出勤時、いつも乗っている電車に乗っていてい新津田沼ですれ違った編成は８９００形だったのですが、その番号が何と８９２８編成だったのです。姿勢を低くして中を覗いてみると何と８９１８編成と同じように更新工事が施されていました。「道理で８９２８編成を見かけないな」と思ったら更新工事でくぬぎ山工場に入場していたのでしたか^^)これによって８９００形の「聞いてわかる名物」となる「オバサンの声」の自動放送はとうとう８９３８編成のみに残ることとなりました。

新京成では１２月２７日より新形車両８００００形の営業運転を開始しましたが、新京成が保有している車両で「なるべく早く置き換え」候補に挙がっている車両は言うまでもなくタヌキくんこと８０００形で、８８００形については世界初の本格的な１，５００Ｖ鉄道路線向けのＶＶＶＦインバーター制御車だったということもあり、タヌキくんに次いで古いものの置き換えるにはまだ時期尚早な気もしなくもありません？実際、８８０１編成と８８０５編成の２本は未だに登場当初の仕様のアルミハニカムドアを維持していますので、たぶん、タヌキくんの全廃後、次の廃車候補にこの８８００形の２本が上がってくる可能性はありそうです？