京成津田沼５番線に入る８９００形

８９００形は京成千葉線直通運用に対応していないために８８００形で京成直通非対応編成グループ（８編成）とともに運用されているので、京成千葉線と直通運転が行われる日中時間帯には京成津田沼の５番線に８９００形が入るチャンスはありません。しかし、直通運転が行われていない朝夕の時間帯には平日ダイヤに新津田沼止まりが設定されているなどの影響から京成津田沼の時点では２本続けて京成直通非対応編成の運用になることがあり、この時ばかりは普段は入る機会のない京成津田沼５番線に８９００形が入ってくるところが見られます。

　昨日の出勤時、偶然８９００形がやってきたのですが京成津田沼到着前、車掌肉声放送で「この電車、京成津田沼には５番線に到着します。この電車は５番線に到着します」という案内放送がありましたが、京成津田沼で降りてしまう分にはあまり意識しなくてもいい内容（ましてやＮ８００形などの京成直通対応編成であれば全くどうでもいい文例）の放送でした。でもこの時乗っている車両が８９００形であることを思い出し「京成津田沼５番線に８９００形が入ってくるのはそうそう見られないレアな現象」かと思い京成津田沼到着後に撮影してきました。

京成津田沼５番線に到着した８９００形

もう１枚撮影。６番線には８８００形が停車中。

ちなみにこの８９３８編成は制御機器の更新（８０００形の廃車発生品を再利用）を行っているのみでドアチャイムはなく自動放送は登場当初の「オバさんの声」のままです。