梨改め京成直通初の更新車8816編成

新京成と料理レシピと架空鉄道設立準備と

今日から12月。今年もあと1ヶ月

今日からとうとう12月。11月下旬から続いてきていた冬の寒さの中での今年あと1ヶ月を切る月になりました。今年は5月に元号がこれまでちょうど30年間親しまれてきた「平成(H)」から「令和(R)」に変わり「平成(H)31年」は今年の正月~4月30日までの1年間の3分の1に相当する4ヶ月間となりました。このために今年2019年は2つの顔があったのです。この1年間は元号が変わることが最大のイベントでしたが、その一方で9~10月にかけての新京成までも止めてしまった巨大な台風が立て続けに関東地方を襲ってきたことも今年の歴史の一つではないでしょうか?

 

新京成ネタになりますが、この冬よりいよいよ新形車両80000形の営業入りが予定されていますが、それが12月のいつ頃からなのかがまだアナウンスされていません。この80000形営業開始に先立ち、既存車両でも行先表示に駅ナンバリング併記形表示を行うこととなり8800形8809編成を皮切りに、ついには客ドアが未だに登場当初のアルミハニカムドアを維持し続けている8805、8801編成(駅ナンバリング併記形表示対応になった順)でも駅ナンバリング併記形表示対応に幕に交換されました。8801と8805編成の2本は80000形の営業開始後の今後が非常に気になる編成だけに「このまま従来通りの幕のままで推移していくのかな?」と思ったほどです。一方で、8900形ではまだ駅ナンバリング併記形表示対応になった編成は見かけられていません。たった1~2週間の間でこんなに駅ナンバリング併記形表示対応になった編成が増殖してきていることは行先表示器が幕式の編成でも平日ダイヤでラッシュ時のみ運用に入っている編成や休日ダイヤに出庫が遅かったり入庫が早かったりする編成、異常時以外は1日中運用に入らないでいる予備車編成がくぬぎ山車両基地で寝ている時間に幕を交換されているのかもしれません?一方でLED式表示器の編成であれば表示プログラムの設定を変えれば即座に駅ナンバリング併記形表示対応になります。

 

もう一つ、8800形の8802編成が8月に更新出場したところも見どころでした。これで8800形の更新編成は施工された順に8807、8810、8816、8802編成の4本になりました。

 

そしていよいよ、かねてより工事が進められていた鎌ヶ谷界隈(鎌ヶ谷大仏~くぬぎ山間)の高架化工事は今日、上り線(松戸方面)も高架線へ切り替えられ、晴れてこの工事は全面完成を成し遂げました。新京成の歴史のまた新たな1ページを開いた瞬間でした。

 

新形車両80000形は今回6両編成が1本登場しますが、来年度以降も年間1本ずつの増備が進められていくのでしょうか?そうなってくると廃車対象になる編成は新京成で一番古い形式であるタヌキくんこと8000形はもちろん、その次に古い形式となってしまった8800形にも及んでくることは明らかで、実際、8801と8805編成の2本が未だに客ドアが登場当初のアルミハニカムドアのままでいることはこの2本を皮切りに8800形の廃車が始められてしまうことを意味していそうです