梨改め京成直通初の更新車8816編成

新京成と料理レシピと架空鉄道設立準備と

【レア編成】京成3700形6両編成によるちはら台行き

一昨日(12月6日)の会社からの帰り、京成津田沼で偶然見かけましたので撮影しました。3700形としてはレアな6両編成の、そしてこれまたレアな使われ方の一つ、千葉・千原線運用に入ったところです。

 

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新京成の千葉中央直通が行われてない時間帯であれば新京成車両しかやって来ない京成津田沼5番線に停車中の3700形6両編成(3838編成)

3700形をこの構図で撮影できるチャンスはあまりありませんからね?隣は今でも平仮名「うすい」表示が健在な3500形による京成臼井行きが出発。

 

 

 

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顔つきを縦カメで撮影

青帯がちょっと剥げてきてしまってるのが今一つ・・・?奥には特急京成上野(京成の幕車では行先に「京成」が付く駅名が行先の場合でも「(「京成」の付かない)上野」とか平仮名の「うすい」表示が現在でも健在です)行きの3400形がいます。

 

H12年度以降の増備車なのでヘッドライトの形状が3700形の後継モデルに当たる3000形と同じように前面上部の左右へ移動してます。京成としてはヘッドライトをおでこ部に設けるデザインは赤電系列こと旧3000形系列で盛んに採用してきてきただけに何かと愛着があるご様子?

 

 

 

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前面部の車両番号を拡大撮影

3700形にしても3000形にしても車両番号を見ただけでは6両なのか8両なのかがわかりませんね?

 

 

 

3700形の6両編成、長らくH12年度増備の3828、3838編成の2本しかない状況が続いてきましたが、増備された時期こそH7年度製と先輩さんですが3748編成が今年12月、新たに加わり3本となりました。この3748編成なのですが、26年度末、この当時、最後まで残ってた赤電タイプ車両のうちの一部であった7260形の廃車のための京成返却に伴う代替車編成として北総鉄道へ貸し出されてた編成だったのですが、その北総鉄道リース中の最中、昨年の6月頃に青砥駅構内で脱線事故に遭遇し、その直後から運用を離脱してて今年になり6月頃、北総鉄道からは一旦除籍(リースを解除し京成返却の準備段階)され、青砥での脱線事故によって損傷の大きかった車両(編成成田方から2両目の車両)とそれと対になる車両を編成から外して6両編成化(この時、損傷が軽くて済んだ車両と組み換えを行った)の上、京成返却が行われた編成です。通常、北総鉄道へリースし、京成へ返却されてきた車両はこれまでは旧形の赤電タイプ車両ばかりであったこともあり返却後は京成の車両としての運用には復帰せずに即刻廃車とされてきましたが、3700形はまだ余裕で新しい車両なのでリース解除後の車両としては珍しく京成車としての活躍に復帰したわけです。