梨改め京成直通初の更新車8816編成

新京成と料理レシピと架空鉄道設立準備と

【細かいところを観察】8800形サハ88**-4の貫通路仕切りドアの位置

新京成を代表する車両8800形は登場当時は8両編成を組んでいて皆同じような形をしてるようにも思えましたが、これが京成千葉線直通開始に先立ち一部編成の6両編成化と6両編成化とは直接は関係ないですが客ドアのステンレス化、その後の新京成の完全6両編成化の施策により気が付いたらその形態は編成ごとに差異が見られるようになりました。ここで気になることが・・・?完全6両編成化された現在の8800形では松戸方から数えて3両目のサハ88**-4には妻面に貫通路の幅に合わせて両開き式の仕切りドアがありますが、これが編成によって車体松戸方にあったり津田沼方にあったりするのです。昨日の会社の行きしと帰りに偶然乗った8801編成と8813編成では8801編成は車体津田沼方に、8813編成は松戸方に仕切りドアがありました。

 

その前に8800形の6両編成化に際して編成を短縮した編成(京成直通非対応グループはすべてこちらのグループに当たる)は8両編成時代の津田沼方から数えて5両目と7両目を編成から引き抜いてますが8両編成当時、貫通路に仕切りドアのあるサハは編成中の4両目と5両目に連結され、貫通路仕切りドアはこの4両目と5両目と向き合うように設けられていたのです。ちょうど8両編成を4両分ずつに分ける形になります。一方で、8800形の登場当時、車両番号は京急1500形等のようなクハ、モハ、サハの車種に関係なく8801~と完全に通しで附番されていきました。

 

1本目:8801-8802-8803-8804D-D8805-8806-8807-8808

2本目:8809-8810-8811-8812D-D8813-8814-8815-8816

3本目:8817-8818-8819-8820D-D8821-8822-8823-8824

以下12本目まで増備(最終番号8896(現:8815-6)号車)

                            ⇒松戸

「D」=貫通路仕切りドアがある位置を表す

アンダーラインが入ってる車両番号=6両編成化時に編成から引き抜かれた車両

 

エクセルに8800形の車両番号を登場当時の状態で入力してくとわかってくることですが、サハの車両番号の末尾が津田沼方から数えて4両目の車両は必ず偶数に、5両目の車両は必ず奇数になることがわかります。でも、サハ88**-4の元の番号は末尾がすべて奇数・・・津田沼方から数えて5両目の車両になるから貫通路仕切りドアも必ず車体津田沼方に付いてるはず?しかし、短縮編成グループでも貫通路仕切りドアが車体松戸方にある車両もあるのです。8813編成とかがそれです。編成から引き抜かれ、余剰になった車両をかき集め、先頭車はサハに運転台を取り付けて組成されたB編成(このグループは全編成京成直通対応編成)こそ、種車の番号の末尾はすべて偶数だったので「このことからサハ88**-4の仕切りドアの位置も短縮編成と改造編成で取り付け位置が異なってる根拠」だったのかと思ったらそれはとんだ間違いでした?短縮編成でも車体松戸方に仕切りドアがある編成はあったので?それではどうやって短縮編成でもサハ88**-4の車体松戸方に仕切りドアがある編成が出てきたのかが・・・?

 

もうこうなったら8800形の全編成のサハを調べてくるしかないようですね?