【訃報】とうとう８９００形から「オバさんの声」の自動放送が姿を消しました

今日の会社からの帰り、京成津田沼で８９００形を見かけたのですが、やってきた編成は８９３８編成。この編成、８９００形の一番最後までほかの新京成車両でよく見られる一般的な東洋電機製のタイプとは異なる登場当初の形状のシングルアーム式パンタグラフを搭載していたなど未更新のままで残っていた編成でしたが、とうとう最近くぬぎ山より更新工事を施工の上出場されたようです？下の写真のように室内のドア上（鴨居部）がグレーになっていてＬＣＤ画面が設けられましたが、８９００形の場合、室内化粧板の交換までは行ってないようです？

これ間違いなく８９３８編成です

これによって３本しかなかった８９００形全編成の更新工事が完了し、同時に８９００形の登場当時からの特徴であった自動放送（８９００形登場当時、新京成ではほかの車両にはまだ自動放送は導入されていなかった）の「オバさんの声」も消滅し、ほかの新京成車両と共通のＪＲ東日本とも同じ声の英語放送付きのものへ更新されました。「オバさんの声」の時代は「まだ自動放送自体が珍しいもの」だったことを感じさせるものだったのに対して、今の「ＪＲ東日本とかとも共通の英語放送付きの声」に変わると「もう自動放送はあって当たり前、むしろ肉声放送しかないほうが珍しい」の時代になった感が感じられてくるものです？

新京成の裏路線こと東武野田線を走っている白い電車こと東武８０００系でさえも野田線の車両で古いにもかかわらず無理やり自動放送を取り付けてるほどです？一方で、ＪＲ武蔵野線の２０５系は最後まで自動放送を取り付けられることはありませんでした。