梨改め京成直通初の更新車8816編成

新京成と料理レシピと架空鉄道設立準備と

京成津田沼の改札出たところに何故か歴代スカイライナーの写真が?

京成電鉄の看板商品的な列車といえば、誰しも京成上野~成田空港間を結ぶスカイライナーを思い浮かべますね?そして、北総線系の車両、都営車両や京急の車両はっていうと京成線沿線に彩を添えてくれる列車たちだと思います?そんなスカイライナーの歴代車両の写真が今、実際にはスカイライナーとして走っている時には経由しない京成津田沼駅に展示されてるのです。

 

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歴代スカイライナーの車両たち

2代目のAE100形と現行のAE形(Ⅱ代目)の登場した年って実は同じ平成時代なんですよね~?(AE100⇒H2年度、AEⅡ⇒H21年度)

 

 

 

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初代AE形

京成八幡あたりで撮影されたものかと思われます?車体デザインがどこか西鉄天神大牟田線の特急用車両であった西鉄8000形を思わせてくれる横から見ると「くの字」を描いた顔つきで「スカイライナー」の文字がいかにも京成らしさを醸し出してくれます?京成八幡駅前(京成本社ビルとは反対側の北口側)にある「京成不動産」の看板にもやはり京成らしい書体の文字が使われています。

 

初代AE形は後継のAE100形の登場によってH5年度までにすべて運用を終了し車体は宗吾参道にある車両基地に先頭車1両のみが保管されているほかは残念ながらすべて解体され、下回り機器については通勤車化改造に再利用されました(3400形)。3400形は初代AE形時代の車籍が引き継がれています。

 

 

 

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2代目車両AE100形

H2年度、スカイライナーの輸送力増強としてや初代AE形の置き換え用として登場したもので最初から8両編成で登場し、将来の都営浅草線への直通運転を考慮して前面部に非常口を設けてはいましたが結局は都営線京急線への直通運転は実現せずに終わりました。H22年7月、成田スカイアクセス線開業に伴いスカイライナーと京成本線での通勤ライナー的な列車である「モーニングライナー」と「イブニングライナー」はAE形Ⅱへ置き換えられAE100形は京成本線経由での有料列車である「シティライナー」として引き続き活躍していましたが、その矢先に東日本大震災やその後の旅客需要の変化などによって最終的には通常期での「シティライナー」は廃止されてしまったことからAE100形の活躍できる場も消えてしまい、後年AE100形は廃系列となっていました。AE100形の場合は初代AE形とは異なり用途廃止後も通勤車化改造(この当時で言えば現3000形の車体にAE100形の機器を流用して登場した更新車だったかと思われる?)なども行われることはなく、こちらもまた宗吾参道車両基地に先頭車1両のみの保存車両を残して全車廃車となってしまいました。

 

 

 

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現行モデルのAE形Ⅱ

H22年7月、成田スカイアクセス線の開業によってスカイライナーは山手線と接続する日暮里~空港第2ビル間を最速36分で結ぶために印旛日本医大成田湯川間で160km/h運転を実施するに際し、AE100形が160km/h運転に対応できないこととスカイライナーのイメージアップを図るためにフルモデルチェンジを行う必要があり開業前年のH21年度に登場しました。新幹線車両を思わせてくれるデザインの車体はまさしく160km/hで走行する車両そのもので京成電鉄のイメージアップにも一役買いました。

 

その顔つき、どこかJR西日本北陸本線の特急用車両である683系「サンダーバード」にも似てなくもありませんが、大手100円均一店「ダイソー」で発売されている「プチ電車」シリーズの「683系サンダーバード」をベースに改造できそうかな?と考えたことがありました。鉄道模型、ことNゲージでもマイクロエースより登場早々に模型化され、発売早々に完売となりましたが、昨年7月、成田スカイアクセス線開業10周年というタイムリーな時期に模型メーカーとしては大手に当たるトミックスからもこのAE形Ⅱがに発売されています。