梨改め京成直通初の更新車8816編成

新京成と料理レシピと架空鉄道設立準備と

車内マナー啓発広告

新京成の車内に掲出されている車内マナー向上を訴えた啓発広告ですが、その鉄道会社名に茨城県で2つの鉄道路線とバス路線網を持つ関東鉄道も出ているのがわかりますね?

 

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関東鉄道もまた京成グループの一員企業

関東鉄道が京成の系列だという事実を聞いて「これは意外だった。初めて聞いた」と思う方もいれば「前々から知ってたよ」と回答は分かれますね?

 

そういえば、新京成の代表選手的な車両である8800形が登場した当時、その当時の新京成の社長は関東鉄道の社長も兼任していました。関東鉄道茨城県地磁気観測所の観測に影響しないように電化するとすればJR常磐線やH17年に開業したつくばエクスプレスの各茨城県内の区間と同様交流電化にせざるを得ず、もし関東鉄道常総線が交流電化したとすれば交流用の電車を作ることになりますが、その交流用の電車に交流モーターを使ったVVVFインバーター制御を採用することを想定していたらしく、そのVVVFインバーター制御を採用した電車を社長としてはメインな会社である新京成で8800形として登場させたのです。S61年2月末から現:8801編成を運用開始し今年で35周年を迎えました。それにしても「交流電車だから交流モーターを使ったVVVFインバーター制御」というのがまた短絡的ですね?一方で新京成の社長がサブで兼任していた関東鉄道ではコスト的な事情から交流電化は行われず現在に至るまで常総線の取手~水海道間が複線化されたり、車両も親会社である京成電鉄の新形車両と比べても遜色のない新形車両を積極的に導入しているとはいえ気動車天国が今に続いているのです。関東鉄道沿線の地元民は列車の動力源はディーゼルでも見た目は電気で走る電車と変わらないから「常総線の電車」と言っているのでしょうか?