梨改め京成直通初の更新車8816編成

新京成と料理レシピと架空鉄道設立準備と

N800形の運転台に小変化が???

新京成にとっては完全に1から設計されて登場した前作の8900形とは一転して京成電鉄3000形(以降「本家」と書いていきます)の設計を基本に製造されたN800形は外見でいえば本家の車体色を変えたような感じにしか見えないのですが、内装に目を向けてみると本家とは異なっている部分がありそれを代表する部分が吊り手の形状でしょうか?本家では一般的な丸形(その後本家の基本設計で登場した北総鉄道7500形や千葉ニュータウン鉄道9200形も含めて)であるのに対し、新京成のN800形では前作の8900形に引き続いて三角形になっている点はその鉄道会社らしさを強調している感がします?ほかにもまた一つ、本家とは異なる点が現れました。それは最近になって運転台のマスコンハンドルの段数が従来は本家と共通の力行(加速)、制動(ブレーキ)ともに5段ずつだったのが、N848編成を皮切りにくぬぎ山出場後、8900形等と同じ新京成オリジナルの力行4段+制動7段に改造されていたのです。このことは別会社運営の新京成のことを扱っているブログ記事でわかったことですが、N800形ではN838編成でも同じようにマスコンハンドルの改造が行われていました。

 

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N848編成の運転台マスコンハンドル

黄色い目盛りがブレーキの段数で、7段あることがわかります。

 

ちなみに8800形では関西地区でよく見られる前後操作式ツーハンドルタイプで力行4段と制動7段になっていますが、駅からの発車時、運転士によっては加速を1~2段で済ませることもあります?意外と2段程度でも80km/hまで加速できるものです。